見た瞬間一目惚れして、コーヒーを入れたこともないのに購入したChemex(ケメックス)
それから5年以上愛用していて、いまだに飽きることなく使っています。
本当に可愛くて仕方がないです。
本記事では、Chemex(ケメックス)の魅力や気になる所、使い方などをご紹介しています。
ケメックスを買おうか悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
Chemex(ケメックス)を使い始めたきっかけ
アメリカの「フレンズ」というドラマの中で主人公の1人が使っているのを見かけて一目惚れしました。
丸みを帯びたなんとも言えない可愛いシルエットと木の温もりのある持ち手…
ただ置いているだけで絵になります。
使うだけでワクワクするし使い方も簡単で美味しいコーヒーを手軽に入れられるので、初めて手にしたコーヒー器具がケメックスで本当によかったと思っています。
ケメックスの魅力
デザインが可愛い
美しいデザインは世界中の人から愛されていて、MoMA(ニューヨーク近代美術館)に永久展示されているほど高く評価されています。
最近は木の持ち手のついていないお手入れしやすいタイプも販売されていますが、やっぱり木の持ち手が温かみがあって可愛いです。
スッキリ美味しいコーヒーが抽出できる
ケメックスのドリップペーパーは他のペーパーに比べてかなり分厚いので雑味がペーパーに吸収されて、スッキリとした味わいのコーヒーを飲むことができます。
ただコーヒーの旨味である油分も吸収してしまうので、物足りなく感じてしまう人もいるかもしれませんが、コーヒーを飲み始めたばかりの人やスッキリ飲みたい人にはおすすめです。
たっぷり抽出できる
1杯分を丁寧に抽出するのも楽しいですが、人数が多いご家族やたくさん飲みたいという方には6人分や8人分抽出できるサイズもあるので、忙しい朝にさっと淹れるのにもぴったりです
ケメックスの気になる所
掃除しにくい
木の持ち手は外すことができます。
真ん中が細くなっていて手を入れることができないので、専用ブラシやボトル用のブラシで洗う必要があります。
割れる可能性がある
ガラスで出来ているので気をつけて取り扱う必要があります。
といっても、私ももう5年以上使っていますが、割れたことはないので必要以上に気にしなくても大丈夫です。
ペーパーフィルターが高い
ケメックスのペーパーフィルターはアメリカで買うと100枚入りが10ドル(約1,000円)位なのですが、日本で買うと2,000円以上します。
1日1枚使ったとして、3ヶ月以上は使えるのでいいかなと思いますが、どうしても高いと感じてしまう人は、ハリオV60の円すいペーパーの03(1〜6杯用)であればギリギリいけました。(コロナの影響でペーパーフィルターが品切れで手に入らない時に試しました。)
これなら100枚入り500円前後で購入できるので、かなり節約になりますね。(ただフィルターの分厚さにはかなり違いがあるのでご注意ください)
ケメックスの使い方
ペーパーフィルターの準備
ペーパーフィルターはサイズによって色々ありますが、私は6人用の四角いペーパーフィルターを使っています。
開くとこんな感じです。
本当にただ4つ折にしてある紙です。ただ厚みはしっかりしています。
大切なポイントとしては3枚重ねになっている方を、注ぎ口側に置くことです。
こうすることで、注ぎ口のところから空気が抜けるのでスムーズにコーヒーが抽出されていきます。
注ぎ口の所にペーパーがぴったりくっついて空気の逃げ道を塞いでしまうと、コポコポっと中から空気が抜けようとしているのですが、空気が抜けないためペーパーフィルターの中のお湯がスムーズに抽出されず、濃いコーヒーになってしまうことがあります。(経験済)
ケメックスを温める(必要ならこのタイミングでフィルターを湯通しする)
豆を入れる前にお湯を入れてケメックス本体を温めておきます。
茶色いナチュラルタイプのペーパーを使うときは、この時一緒に湯通しをしています。
白い漂白タイプを使うときは湯通しせずそのまま使っていますが、気になる方は、湯通ししてください。
ドリップする
私はコーヒー豆30gを500mlの88-90℃のお湯で抽出しています。
これはコーヒー豆や好みによって変わってくるので、ご自分で色々と試しながら自分の美味しいと思う分量や温度を見つけてください。
私の場合は最初に60mlお湯を入れて30秒待ちます。
クルクルと「の」の字を書くように100ml、170ml、170mlと4回に分けてお湯を入れています。
最初にお湯を少し入れて蒸らすことだけ意識するようにしておけば、厳密に守らなくて大丈夫なので、コーヒーの香りやコーヒーを入れることを楽しんでください。
まとめ
何度もお伝えしますが、今回ご紹介したのは、あくまで私の美味しいと思う抽出方法や分量です。
私自身も豆の種類や飲み方によって、毎回色々と変えながら抽出します。
自分の美味しいと思う抽出方法を見つけるのも楽しみの一つなので、工夫して自分好みの味のコーヒーを見つけてください♪